わたしあさ。旅ジャンキー。 -4ページ目

あめで とっとりは ひかり の くさいろ だった。


とっとりのあめ



とっとり に ある 植田正治写真美術館 へ いった。

そして わかやま へ いった。

トルコ記念館 を みた。

また いきたい。


よさんてき に ぎりぎり だった のは おいといて

じかんてき に ぎりぎり だった のは はんせい して おきたい ところ で ある。


あそこ の じかん の ながれ と

ここ の ながれ を いっしょ に する のは むちゃせんばん で ある。


だけど

あそこ の いろ と ここ の いろ は

おなじ 地 から でている。


にほん

いっかい みた こうけい の はず なのに 

うち に かえった ら 

わたし は あそこ を まだ みてない と おもって しまう。


わたし と にほん


そんな こころ を 撮る。



ぎりぎりで浄化してやり。

070704_0114~01.jpg
最初の課題を受けてピコンピコン反応をしだあたくし。ピコンピコンしたのだね。そしてのピコンピコンをがまんできなかったあなた。
ピコンピコンするしかできなかったみんなはただ、他のアプローチ方法を見い出せずピコンピコンを信じるしかできなかった。
黒い帯に縛られた彼女へ。
そうなのかもそうなのかもみんなみんなぴこんぴこん。

ただ笑ってやった。
父さんの故郷である黒砂糖ざ泡盛を右端から口内にだらだらしく流し込めた。ついでに海ぶどうさ。
それしか知らない。それしか知れない。それしか知りたくない。それしか呑みたくない。
うちにかえりたい。

右肩にムンクのタトゥーを入れた彼女へ。

070609_1843~01.jpg
あたいはきっと12時間起きていて10時間寝てる。
今日は16時間起きていて3時間寝た。
一年通して計算なぞしてみるとあらまふしぎおどろきもものきかきは8年なしはばかめ。極平均的な睡眠じかんになってるのかもしれないという。しかしながら真の一日は23時間56分4秒だというのできっとわかめのように乾いちった空間があるという。
最近は自分の笑い声が濁点だらけであるようにしか思えない。
今日は先輩の葬式。小学生時代の記憶にある先輩だった。
あんまり接点のなかったヒトだったのに記妙に記憶が残っている。小学6年だったあたいと、中3年だった彼女。

爪先がいたい。
慣れん靴でスーツに合わした靴ったら尚更痛いわボケ。
濁点で笑ってやる。清酒飲み干して笑ってやる。
そんでもって泡盛・瑞泉新酒でどうでもいい板を叩いた
そして粋な店主に一目惚れしてお勘定を叩く。
今日を生きる自分はそれしかできませんでした。

ふるほん、ばんじゃーい。

かぞく


や、やっとまたネットに繋げられた。
毎回PCを起動する際に電源プラグをコンセントから引っこ抜いて
モジュールを引っこ抜いて
10分待って
ぷらぐやもじゅーるを差し込む。
そして電源オンのスイッチを押す。
毎回ネット接続を初期化にせんとつながらないような状態です。


業者を呼ぶのも面倒くさい。いろいろ。
でも呼ばないと駄目なのだろうか。
ちっけーな葛藤がありまして
それを持つのがまた面倒くさい。


さあ、あたくしはたばこをすいません。
そんなあたくしが煙草のニオヒで、初めて、
もじょもじょこそばゆくなっちゃいました。萌え、っていうものでしょうか。
酒とつまみと魚のうんちくで名高いマンガ「酒の細道」
そのシリーズのうち、二冊を最近古本で購入してね、
アルコールゼロの夜にむっふんと寝転がって読んでいたら
どこからかヤニのニオヒが漂うんです。
すぐ出現地を見つけて
ああ、この本って本当に古本なんだなと
畳にひっつけた右頬らへんが哀愁にまみれました。
そうなんだよな。古本屋で買った本はもともと誰かのうちに居たのね。そうなのね。
この本は前、煙草を吸うヒトんとこに居たんね、そうなのね。
いちまいいちまい読み進めると同時に疑似煙が目前にたちこめて
「酒の細道」にぴったんコのニオヒ。
どうやらあたくしは古本というものの概念を見失いかけてたようです。
今、例の二冊「酒の細道」は酒にカンケーある諸本の棚に詰めてます。
このニオヒが伝染するように。


ここで無駄に乙女を出すあたくし。



うだつの上がらない6月

教育実習が今年9月にあります。
いろいろ悩むべきところはあるんですが
それはもうキリがなくオチもないので右脇に置いといておきます。


行かな、いかんところ、
読まな、あかん本、
会わな、いけんヒト、
焼かな、ヤバイ写真、
クリア、しとけゲーム


見な、困るもの


これらを9月までに終わらせた自分を
とてもイメージできません。
できるのは三日後までの自分。
これが限界なのかもしれんわ、と自覚しておいたんですが、
それは甘えてる以外なにものでもありませんでした。
自己逆切れ完結型はもう廃棄しとき、と一筆、するジェスチャー。

それがますます拍車にかけているのを無残にも気づいてしまったのでもうヤ、ですわ。


最近、自分のシャベリがコンプレックス。
ビデオ撮られてそれを観てショックを受けました。
自分が嫌いなスタイルのシャベリだったのです。
”声付き手話”の時だったとはいえ、ありえないほどの自己嫌悪否定落胆。
”手話”の時を観てみたい、が怖い。
同じような感じだったら完璧に対人恐怖に、なりそう。


んでもって今、あたくしは
「宮本から君へ」 新井英樹 全12巻
の4巻を読んでいます。
営業マンでもない、このウダレ女学生が
この漫画から貰うものは何だ。幾つだ。
本当に哀しく痛く、快感に震えさせてくれています。
一話ごとに、ひと言動ごとに『やりがい』を頂いてます。


「ザ・ワールド・イズ・マイン」
「キーチ!」
「宮本から君へ」


これらにでっかく共通するのが、人間の生命力の美しさ。
これらを作った新井英樹さん、彼こそ最も美しいと思うのですが。


今のところ彼の作品で未読なのが、「愛しのアイリーン」「あまなつ」。
この二作はどちらも女性を中心に描いたものだとか。
あと、「8月の光」。見つからない…17年前の本でレアすぎる、高い。文庫本化シテホシイ。


読んだ3作でもう腰砕けなのに、これ以上いったいどうなっちゃうのでしょうか。


まだ新しい作品「RIN」「シュガー」はちょっと左脇に置いておきます。
ちょっとの間だけ。
先に「愛しのアイリーン」をこの眼に!…レアで高価で購入が難しいのが痛い。文庫本化シテホシイ。


「宮本から君へ」5巻突入します。
これを読んでいると自分が何であれ、自分を好きになれそう。
もはや完成された一種のクスリです。




レビュー遅れました、映画「バベル」。

「バベル」 95点 米 '06 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ


どうもこうも、あちこちやられちゃいました。


立派にタイトル負けしていません。
タイトルの由来は、聖書内で人間たちが作ろうとした「バベルの塔 」。


そして、それを作った監督も名前負けしてませんね。

未だに噛みます。舌が軽やかに回らんとす。あれあはれどんあはんれどろ。ごんされすいにゃりとぉ!めんごめんご


さて、彼は、現代のバベルの塔を見事に作り上げてくれました。

あのキャスト、スタッフらがいたからこそ、の前に監督です。


根本的なところから執拗に突いてきていて。
日本、メキシコ、モロッコ、アメリカ
4ヶ国という世界的な広さの材料ですが
全ての大きな共通点は


家族
言語

時間


ツボすぎる。


さて、その中の日本編の主人公が、ろう者なんですわ。
菊池凛子さんが演じるろう者。
すごく脱帽。ついでに肝抜かれた。
イイ…
人を惹く力、ありすぎ。


陽とも話しましたが、
ろう者は本物のろう者が演るべきだ、という人に言いたい。
「カッコーの巣の上で」は?
「オアシス」は?
「マラソン」は?
もっと挙げましょか?

さておき、あの役は菊池凛子さん以外やれないと思います。
あの役を演れるろう者女性(役者)はいません。確信は無いんですが断言。


いろんな批評が飛び回っていますが、
当のアレハンドロ監督は
してやったり顔をしてんじゃないでしょうか。
にやり。したりしたりと。
あんな批評を貰うことも、監督の目的の内なのではないか、と
勝手に妄想したりしています。
公式HP でのストーリー、プロダクションノートなどを読むと、
ますますあたくしの妄想は当たってんじゃないのかと過信が膨らんで。


ただひとつ、この映画を、彼女を批判しているろう者に言っておきたい。
着眼点があさってすぎます。


あ、ポケモンでも問題になってたぴかぴかちかちかうげろーフラッシュ問題のアレ、

ついさっき知ったんだけど映像点滅問題っていうんだって。
ソレね、確かにありましたが吐くほどではありませんでした。
うーくらくらちかちかちかっちかっちーっと、すぐ目を細めて見過ごしました。
あんなもん正視するんじゃありませんよ。おねいさんっておちゃめさん。
聞いた話によると、映画館によってフラッシュのパワー差があるみたい。





えいがかんはわたしのせかい。

何よりも、あの振動。
うちでは絶対に味わえない。



「300」 90点 米 ’07 ザック・スナイダー

 うう、震える。
 そしてなんという映像美!
 んでもって、ありえない肉体美!
 あの艶やかな、肌。ニンゲンってこんなに艶。
 観ている時たまに、椅子に密着している太ももの裏が、
 筋肉が、ふるるぅって唸っていた。
 やだよこの子ったら!
 いいええ、つい先週キン肉マンシリーズを読破してしもたからです。
 見事に言い訳になってない。 
 
 この映画は
 ギリシア・スパルタvsペルシアらへんの歴史をあんま知らない人でも
 思う存分ハマれると思う。
 実話なんだけれど、創作だろコレというぐらいのありえなさ、凄さがあるから。
 「英雄」も真っ青の、暗闇の戦い。



「それでも生きる子供たち」 90点 伊・仏 ’05

 監督:メディ・カレフ エミール・クストリッツァ スパイク・リー カティア・ルンド

     ジョーダン・スコット リドリー・スコット ステファノ・ヴィネルッソ ジョン・ウー

 

 8人の監督が描く、7つの「生きる子供」。
 これは実に、観る人に多くの視点を与えてくれる。
 「7つの話のどれが一番好き?」って聞かれて
 悩んで、二番目のあの話と答えたら別の話の映像が浮かんできた。
 このリフレイン。
 どれもこれも、観るべき問題が違いすぎて
 どれもこれも、気になって
 「わたしはぜんぶすき」。

 音楽がとても良かったらしく、ムキーっと10点マイナスしちゃうワ。
 何故あの時、隣に座っていた春美サンを見ようとしたのかわからない。
 その時の春美サンは、眼ン玉をより丸くさせて瞳孔ぐりっとさせてたところであった。
 「何コレすご、音楽すご、CDあるのかしら受付で売っているのかしらきゃあああ」
 と。
 むぅ。
 確かに、私がわかる音・振動は、快かったわ。
 では、鼓膜から流れ入ってくる音はどんなに、すてきなんだろうか。


《原題  ALL THE INVISIBLE CHILDREN/LES ENFANTS INVISIBLES》




…「大日本人」DVD字幕付けろ。付けてれ。付けてくらー。
どんどこどんどこどこどこどこどこどん




ビバ、インド!

八王子で食べ放題食い放題げぇっぷっぷっぷぐぇっぐぇ
その帰り道。
ひょろひょろぴょこぴょこ京王八王子駅への道を歩いていたとき。
隣で騒いでいたインド系お兄さんおじさんたち計7人に声かけられて、有頂天。
ナイスミドル、という単語だけでは足りないぐらいの容姿端麗だらけで、もぷ。
贔屓目も含んでしまったかもしれませんが
周辺にいる日本人の兄さんおっさんとは見事に雲泥の差。
あの褐色、それに惹きたてられる白い歯、そしてなんも計算されていなさそうなおヒゲ。
とどめには彫り深い顔立ちに艶やかな黒髪。ひぃぃ
やっぱ日本の中に居たら目立つわあ。
その中で短髪オールバック、口周りにボボーンおヒゲが素敵な一人のおじさんが密かに私的お気に入り。


しかもね、そんなお兄さんおじさんたちの内、計2人が
右手ぇひらいてぇ前に突き出してぇ
左手もひらいてぇ後ろに伸ばしてぇ
片足であらよっとっとととてんてんてんとっとっと前に進む!
へいほぅ歌舞伎のできあがりぃ。
なーんてことやっているんですもの。
このよっぱらいが!にくいあんちきしょうめ!くぅぅ
吹きださずにはいられませんでした。躊躇せず、ぶっとおもっくそ吹き笑ったあたくし。
その音を聞いたのか、目ぇ付けられました。いやん。
ああ、好いからまれ状態でした。幸せ。インド系独特の体臭がたまらんかったです。
開き直って、正面から笑ってやりました。
ひははは!笑い返してきてまた笑って。


その中の一人がなんやらか言ってくるのですが
くそ。
言っていることが読み取れんかったです。
やむなく
「あーあたくし耳聞こえんのでー言ってることわからないんでっすわーごめんなさいいいい」
をジェスチャーで伝えました。

ね、そこまではどこでもある国際ナンパ場景。
そのままおうおう聞こえないんですかーおーぅと、バイバイされるかとおもったんですが
そのお兄さんは両手を口にもっていき、
カマっぽく「まあ!」と。

そしたらジェスチャーでゆっくり、一つ動作一つ動作ゆっくり
その黒い目をあたくしの黒い目に合せながら


右手のひらを右耳にぴたっと付けて
「耳ー?」
また両手を口に。
「おーぅ」


そして間も作らず


右手全体をあたくしのほうへ向けて
「あなたー」
コップをグイグイ飲む手振り
「酒のんでますねー」
「あははー」
自分とあたくしを交互に人差し指で指して
「同じー」
両腕に力こぶを作る仕草をして
「げんきですねー」
「あはは」
「げんきさー」
親指だけ立てて、GOOD!というサインをくれて
それを見ていたほかのお兄さんおじさんたちも親指を天に指してくれて


やだ、あんたらかっちょええ。
トキメキしすぎて死にそう、とはこのことか。


軽い握手をしあって
お兄さんの手帳内にあった我が国の国旗を見せてもらって
軽いハグをしあって
あたいらは次の信号で別れました。
道中15メートル内の出来事。

あのお兄さんおじさんたち、インド人だった。
国旗。
ビンゴ!

ああ
動悸過剰で死にそう。


あの体臭を身につけたい。
あの体臭の名称はなんていうのだ。エスニックか。いろんなお香が混じったやつ。もうインドでいい。


いい夜道だった。
これから三日間は夢に出てきてもらいたい。





ガリガリくんが食べたくなってさあ。

あたくしが夜中にちょろっと近所のコンビニへ行くこと事態、かなり珍しいことである。
しかも、それだけに止まらず、チャリで向かったというのだからとても、珍妙。
まあこんな夜も要るわな、訳知り顔でクスクスしながら鍵を挿した。
そこまではとても極普通。
サドルに尻乗っけったらハイレベルの悪寒がして
あ、あたくしチャリに乗るなんて何年ぶりかね、ふるるん。
やってみなきゃわからね、ね、純粋な白猫さ。
足元を通った白猫がコンビニへ続く道を行ったのでそれを追う。
10回ぐらいだったかね。タイヤを10回ぎっぎっ回したら
もう太ももの付け根あたりが根をあげてしまった。
やーだ!信じられない、ちょべっりぶぁ。
こんな現実、項垂れるよ。
軽い眩暈に現を抜かしていたら白猫さ、見失って
ガリガリくんの十円ハゲを思い出して、いざコンビニであるよ。
一番近くのコンビニはもうしまっていてさ、二番目に近いコンビニへ。
そのコンビニまでには、一本の長い坂があるんだよね。
うふふ、この坂の自転車風を浴びるなんて久しい、なんちゃってノスタルジック。


この思考回路は甘かった
その現実は甘くなかった


歩きな慣れた坂道を行く中
ハンドルが凄く安定してくれなくてミチミチミチ
タイヤがみょんみょんうごめいて
もう、自転車に乗っているという感覚が全く無く
暴走してる、この子。何この、いきもの。
あたくしの言うこと聞いてくれない
寄るな触るなハジけて飛ぶさ。こんなフレーズがリフレインされて
その背後には走馬灯が礼儀正しく並んで待っていた。


どんなにブランクがあっても、自転車というものは一度乗れたら一生乗れる。
そう思っていた。
乗れなくなっていました。
つーか、乗るのが怖い。漕ぐのが怖い。坂が怖い。角を曲がるのが怖い。
絶対に罠、そこまでは無くても絶対に何かがあるぶつかるハマるコケるぶつかるハマるコケるぶつかるハマるコケるぶつかるハマるコケるぶつかるハマるコケるぶつかるハマるコケるぶつかるハマるコケる
ギブ。
命懸けな自転車との触れ合いを強制中止。
そして、コンビニからの明かりで前輪後輪とともにパンクしていたのを発見。
なんだ。
あたくしが下手になったんぢゃなくて
パンク。
パンクかあー。


脂汗を顔面中に貼り付けて用を済まし、チャリを手押ししながら帰宅して
体育座りでガリガリくん・ソーダ味を二本かじった。
じてんしゃ、こわい。
高校生のときは通学の友だったのに、
空白の時間、こわい。

ひぃ




呑んで、なりたい人間になる。

無垢石


なんであたいが酒を欲するってかと

ただ、そこに酒があるから。なーんて心底から言いたい。